2009年02月11日

ボリビアのウユニ塩湖 第3回

 ウユニ(Uyuni)は、ボリビアの西側にある小さな町。ウユニ塩湖のすぐそばにあり、塩湖観光の拠点となっている町です。

 皆さん、ウユニまでどうやっていくのか、実は不思議に思っています。

 ボリビア中央部のオルロ市から週に5便の鉄道が出ているらしいのですが、詳細は不明です。飛行機もあてにならない国ですから、汽車はもっとあてにならないように思います。

 特に飛行機は、天候次第です。離陸できても、到着地の天候によっては着陸できないことも良くあります。

 このトラブルは、雨期などには頻繁にあり、当時住んでいたスクレに無事到着することすら珍しいくらいです。

 霧が出ていると着陸できないため、旋回して天候の回復を待ちますが、回復しない場合には、出発した空港に戻ることになります。

 この時、出発した空港も霧で覆われてしまったらどうなるのでしょう?
 燃料切れで、墜落します。

 これが高地にある飛行場の怖いところです。見る見る天候が変わります。山の天気が変わりやすいのと同じです。


 このため、ウユニは、短い期間しか休暇が採れない日本人には、なかなか行けない所の一つだと思います。

 天候の回復を2、3日待つくらいの余裕のある旅でなければ難しいと思います。

 ウユニの体験談をネットで読むと、青年海外協力隊員だった人とか、世界各地を旅している旅慣れた人が多いようです。

 何も問題なく現地に行ければ良いのですが、いろいろな理由により現地に行けないことも結構起こることも覚えておく必要があります。

 天候だけでなく、航空会社のストライキや道路封鎖(これ、よくあります)、バス・飛行機の故障、そして、事故です。 

 以前書いたように、私はこのすべてを体験したのですが、ウユニはそのリスクが相当高いように思いました。 そういう意味で、まさに秘境です。

 でも、見る価値のあるところです。


 下の写真がウユニの町です。

 ウユニ塩湖の湖岸(といっても少しだけ距離があります)に拓けた町です。


 しっとりとした落ち着いた町という印象を受けました。

 なにしろ寒くて、ガタガタ震えながら町の中を見物しました。

ウユニの町2

ウユニの町1

 SLファンには垂涎の蒸気機関車の墓場です。
 ウユニの町の外れにあります。

 駅舎はなく、広大な平原に何台もの蒸気機関車が野ざらしにされていました。

 なんとももの悲しく感じました。これは季節のせいかもしれませんが。

 とにかく寒いexclamation×2


ウユニ汽車Tren1

ウユニ汽車Tren2

 ウユニの町に着いてからホテル探し。ガイドブックに載っているホテルは信じられないくらい高い。この程度のホテルで・・・・、と思う。

 そこで、市内をあちこち探し回り、リーズナブルな値段のホテルをゲット。やはり、欧米人のバックパッカーが多い。

 イスラエル人の若者に世界各地で会いますが、かれらは徴兵による軍務期間が終了したため、世界を旅しているということが多いようでした。

 命がけの軍務を終え、ほっとしているのだと思います。それに比べて、日本人は、そのような背景さえも理解しようとしない、世界の孤児のように感じます。

 日本は、極端に情報が偏っていることが原因でしょう。マスコミが何を伝えようとするのか、そのポリシーが見えないことも感じます。だから、情報が「上滑り」し、報道と実態に大きなギャップが生じています。

 ウユニの事故の各国メディアの記事をWebで調べていたら、日本の報道のひどさに改めて気づきました。これについては次回書きます。


 塩湖のほぼ中央に位置する魚島まで往復すると、スクレまでの帰りのガソリンがなくなります。ウユニで給油する必要があるのですが、スタンドは日曜日には休業。

 近くの民家から、ドラム缶に入ったガソリンを分けてもらいました。
 ちなみに、標高の高いボリビアでは、ガソリン車が普通です。

 空気が薄いためディーゼルだと力がでないので、ジープもガソリン車です。


前々回、ガイドブックに良いものがない、と書きましたが、欧米人は下のガイドブックを良く使っているようです。彼らの定番です。

『Lonely Planet Bolivia (Lonely Planet Bolivia) (ペーパーバック)
Deanna Swaney (著)』
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Lonely Planet Bolivia



 次回はいよいよ秘境の塩湖へ。最終回です。

<本館から引っ越し記事を書き直しています、本館の記事は削除しました>
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posted by ネコ師 at 15:12| Comment(0) | メモ | 更新情報をチェックする
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