2010年04月03日

死のエラーからの回復方法 STOP: c0000218 unknown Hard Error

 死のエラーと呼ばれる「STOP: c0000218 unknown Hard Error」
 ブルースクリーンにこのストップエラーが表示されると、ほとんど回復不能、・・・・、と考えられているようですが、回復できます。

 ハード上の問題だと無理ですが、ソフト上の問題なら回復可能だと思います。

 ちなみに、エラーメッセージの「Hard Error」とはハードウエアのエラーではなく、原因がよく分からない難しいエラーだということです。

 昨年末にこのエラーが表示されました。予備のノートPCだったので放っておいたのですが、予備のPCでも動かないと「予備」にならないので、いざという時のために真剣に直すことにしました。なにしろ外国にいるので、修理に出すわけにもいかない。

【不具合の状況】
・OSはWindows xp home editionです。
・電源を入れるとWindowsを読み込みに行きますが、c0000218ストップエラーのブルー画面が表示されます。
・セーフモードでの起動は可能です。これが大切。これもできないと諦める方が良いかも。
・起動設定でいろいろやってもだめ。これで回復できるくらいなら「死のエラー」と恐れられない。
・セーフモードでシステムの復元を試みても受け付けてもらえず、なすすべがない。
・システムの復元関係から回復をしようとしたが、関係ファイルがいつのまにか削除されている。バックアップから戻しても復元を受け付けない。
・webで探すと出てくる症状「再起動を繰り返す」ということはなく、ブルーウインドウのまま。

blue screen gif amimation


【PC環境など】


 このエラーを回復するには、一般的には回復コンソールを使って回復するようです。でも、この方法は採れない。この方法は、とてつもなく難しいし、認証エラーという別のトラブルが発生するようなので、やめます。というより、この方法を採れない状況です。下のように、環境がとても厳しい状況です。

・5、6年前に中古で購入した超軽量PCのため、Windows付属のリカバリーCD類は一切ない。
・CDドライブがない! 外付けCDドライブを日本に置いてきたので、CDがそもそも使えない。したがって、回復コンソールという方法は無理。
・OSの再インストールはできないし、OFFICEのCDがないので、もしOSの再インストールができるとしてもぜったいやらない。ただの箱になってしまうので。

 もし、日本にいるのなら、すぐに修理に出すのですがそれもできない。
 手持ちの機器で何とかすることにしました。

【回復方法】

 まず、上記のような状況からみて、Windowsの起動ファイルが破損しているのだと推測。起動ファイルをバックアップから戻します。

 ところが、これは通常の方法ではできません。なぜなら、Windowsが起動している状態では、上書きできないからです。xpのコマンドプロンプトはWindows上で動いているので、Copyコマンドでも上書きはできません。(今回、DOSモードもWindowsに依存していることを初めて知りました。昔の方が単純でよかった!) 

 そこで、方法としては、次の2つの方法が考えられます。
@ CDドライブなど外部から別ソフト(Windowsを使わない)で起動し、PCの中のファイルを書き換える方法
A PCのハードディスクを取り外し、外付けハードディスクケースにセットし、別のPCに接続してデータを書き換える方法

 本当は、Aの方法が簡単なのですが、HDDケースも日本に置いてきてしまった! 手足をもぎ取られたような状態で修復することになりました。とほほ・・。こんなことになるとは全く想定外です。

 そこで@の方法で修復します。

 外部から起動する方法として、KNOPPIXを用いる方法があります(追記:この方法を書きましたのでよろしければご覧下さい)。これを外付けHDにマウントして起動する方法です。このソフトをネットからダウンロードします。しかし、ダウンロードが終わらない・・・。

 この作業の間、データの移動のため、日本から持ってきたI・O DATA社の外付けHDを見ていたら、中に「BOOT革命USB」が付属ソフトとして入っていました! 助かった! これで、外付けHDから起動できます。ところが一難去ってまた一難。シリアル番号を入力しなければならない。I・O DATAの外付けHDを買ったときの説明書の中に書いてあると表示されますが、そんな紙はとっくに捨ててしまった。・・・・・、(略)、・・・・・、何とかシリアル番号を入手してやっと起動システムを外付けHDにコピー。6時間もかかった。その前に、このソフトを起動すると外付けHDが初期化されるので、中身を別のHDに移動。空っぽのHDを用意する必要があります。これに12時間以上もかかった。

 無事、ブルー画面が消え、Windowsが正常に起動できたときは感動しました! 本当にうれしいです。一時、PCを捨ててしまおうとさえ思いました。こんな古いPCを日本まで持ち帰り、さらに高い修理費を出して修理するのは馬鹿げていると思っていました。メーカーに修理に出せば、おきまりのマザーボードとハードディスクの交換ということになります。なんとか回復でき、予備の役割を果たしてくれるので安心です。あと1、2年、動いてくれれば十分です。

 さて、修復方法を具体的に書きます。

【システムバックアップファイルの場所】

 c:\Windows\repair\
default
sam
security
software
system

 この5つのファイルです。拡張子はありません。

【コピーし上書きするフォルダの場所】

 c:\Windows\system32\config

 このフォルダ(config)の中に、上の5つのファイルと同じものがありますので、バックアップからここにコピーして上書きします。

 この方法は、比較的安全だと思います。バックアップを戻すだけなので。また、c0000218ストップエラーだけでなく、多くのストップエラー時の使えるのではないかと思います。70時間以上、このエラーと格闘しました。厳しい環境の中で、なんとか回復できて満足しています m(_ _)m

 自己責任でお願いします。

【追記です】

 今思うと、なんで外付けハードディスクケースを買わなかったんだろうと思います。
 これがあると簡単にコピーできます。

 というわけで、買いました(笑)。

atachment1.jpg


 こちらの国の場合は、ケースではなく、直接アダプターにつなぐタイプですが。店に買いに行ったら店員に「無い」といわれ、「いや、この店で買った人がいるからあるはずだ」と粘り、店主が出てきて在庫をチェック。やはり無い、と言われたものの、色々探してもらったら出てきました。日本なら簡単に入手できるのに、こんな感じです。でも、これで安心です。ソフト的なエラーは何とか回復できる可能性があり、安心できます。

【追記です2】

 KNOPPIXを用いる方法を新たにアップしました。このCDを持っていると安心できます。いつ起きるか分からない『Windowsが起動しない場合』に備え、ぜひ、作ってみて下さい。簡単に作れます。とはいっても、3時間もかかりますが。

 右サイドバーの「PC不具合対策なんでもカテゴリ」にいろいろな不具合対策がありますので、よろしかったらご覧下さい。


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posted by ネコ師 at 10:14 | Comment(6) | PC不具合対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
記事に関係ないコメント、宣伝的なコメントは削除させていただきます。
はじめまして、とろろといいます。
最近ウィルス関係で頭を悩ましておりましてwebで検索していたところ、このブログのWORM_AUTORUNのページにたどり着きました。
さて、訪問しながら大変申し訳ないのですが、質問したいことがありコメントさせていただきました。
先日、USBメモリにNADFOLDERというゴミ箱のアイコンが見つかり、知人からウィルスだから削除しろと言われ、削除しました。
以前USBウィルスに職場のPCが感染し、そこから感染したことがあります。専門の人がUSBもPCもそのウィルスを削除してくれました。(その後からゴミ箱アイコンがあったような気がします)
webでいろいろ調べながら、レジストリを確認してみましたが、PCは感染していないようです。
しかし、やはり素人なので本当に大丈夫か心配であり、そもそもNADFOLDERとは何なのか気になってしかたありません。(webで調べてもWORM_SILLY.OUと呼ばれていることくらいしかわかりませんでした。)
NADFOLDERとは何でしょうか、教えていただけませんでしょうか?
大変失礼な質問とは重々承知です。よろしければお教えください。
Posted by とろろ at 2010年04月03日 20:02
コメントありがとうございます。
私はPCの専門家でもウイルス対策の専門家でもないので、NADFOLDERとは何かは分かりません。このウイルスは初めて知りました。
このウイルスに感染するとUSBシステムポートのCPU占有率が極端に高くなるようです。駆除は簡単そうですが。感染していないので分かりません。
以下のリンクをご参照ください。最も役立つリンクだと思います。親玉がどれか書かれています。
http://www.associatedcontent.com/article/2601655/how_to_remove_the_wingnexe_virus.html

NADFOLDER Mariposa という2つのワードでくぐってみてください。このウイルスを仕込んだ人間が何を企んでいるのか分かるかも。
Posted by ネコ師 at 2010年04月04日 00:55
返答ありがとうございました。
いろいろ調べてみた結果、NADFOLDERはAUTORUNウィルスの残骸なのかなという結論です。
というのも、webで検索すると、NADFOLDER/autorun.exeというファイル構成で存在するらしく、専門の人はファイルにしてもレジストリにしても、検索上でピンポイントでautorun.exeのみを削除したために、ディレクトリであったNADFOLDERが残ってしまったのではと推測しています。実際、レジストリも含め数種類の亜種も含めPC内にはAUTORUNウィルスによる異常は見られませんでしたし、CPU占有率もいたって正常でした。ただ・・・。
Wingnファイルがウィルスバスターのプログラムファイルに入っていたんですよね・・・。
ウィルスソフトのプログラムファイルで、むやみに削除すると起動しなくなるかもと思い、そのままにしています。
解決してないじゃないかといわれればそれまででして・・・。wingnファイルも削除したほうがよいのでしょうかね^^;

ちなみにMaiposaについての記事、すでに拝見していましたが、非常に腹立たしく思いました。いろいろな考え方はできますが、組織ぐるみなのか、自己利益のためなのか・・・。どちらにしろ不愉快ですよね。
Posted by とろろ at 2010年04月05日 23:31
初めまして^^
ブログランキングから訪問させていただきました!
勉強させて、いただきました!
時々、拝見させいただきます
応援させていただきます。
Posted by ドラ at 2010年04月15日 21:15
おかげさまで復旧できました。ありがとうございました。
Posted by 土ノ子 at 2013年01月15日 11:40
>土ノ子さんへ
 回復できて良かったですね。
 お役に立ててうれしいです。
Posted by ネコ師 at 2013年01月15日 20:35
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