2011年01月24日

マウスが認識されなくなった:解決策


 2、3ヶ月前から、ノートパソコンで使っているマウスの調子がおかしかった。
動きが止まったり、動きがギクシャクしたり、そして時々動かなくなる。

 マウスの故障かと思い、新しく2個のマウスを購入したけれど、どうもおかしい。
マウスが原因ではないらしい。もちろん、USBポートの不具合ではない。他のUSB接続は正常にできる。

 ところが、数日前からマウス自体を認識しなくなる不具合が頻発するようになった。
これは本当に困る。マウスが使えないと仕事にならない。

【仕様と使用状況】
PC:東芝ノートパソコン dynabook EX33j
OS:Windows VISTA
マウス:光学式コードおよびワイヤレス
使い方:膝の上で操作

【問題の状況】
1.かなりの頻度でマウスを認識しない。マウスが全く動かず、イライラが溜まる。
2.マウス自体は正常(3個のマウスで確認。他のPCでも試す)
3.何度もUSBポートに差し込み直し、やっと認識されたと思っても、数秒あるいは数分でオプティカル・ライトが消え、認識されなくなる。また、ライトが点灯していても認識されないことがしばしば起きる。デバイスマネージャで確認すると認識されていない。

【不具合の原因】
 最初は、ドライバーを疑い、ドライバーを削除、自動インストールしてみたが変化なし。

 次に、ポート自体の不具合を疑ったが、外付けHDなど他のUSBデバイスは正常に接続、認識されるのでこの不具合はない。

 原因の特定の参考になったのは、ワイヤレスマウスの動き。このワイヤレスマウスだけは比較的認識されるが、画面上で勝手に動き回るため、とても使えない。
 でも、これで原因が分かった。この特有の動きをする原因として考えられるのが、以前ご紹介した「静電気」。

 これはパソコンを終了し、「電源コード」を外し(ノートの場合はバッテリーも外して)しばらく放置しておくことで解消できる。

 しかし、今回の不具合は頻度がまったく違う。ということで、いろいろやってみたけど、結局は静電気が原因でした。以下に対処法を書きます。

【対処方法】
 今回の不具合は、ノートパソコンに静電気が大量に蓄積し、そのためにマウスを認識しなくなるというものでした。この静電気は、机の上にパソコンを置いているのであればある程度放電されるため、今回のような不具合は頻繁には起きないのですが、私の場合は、いつもソファーに座った状態で、膝の上にノートパソコンを置いて操作しているため、静電気の逃げ場が無く、静電気が蓄積したのが原因のようです。パソコン内部の絶縁部分がショートし、静電気が蓄積しやすくなっているのかも知れません。

 静電気を取るためにいろいろ試しました。
 まず、手を洗って湿らせる。膝とパソコンとの間に厚手のタオルを置いて絶縁する。周囲を湿らす。パソコンを持った状態で水道の蛇口に触り放電する。パソコンを終了し、電源コードとバッテリーを外して放置する。

 以上の方法をとっても改善されません。静電気の蓄積の量と速度が大きすぎるためだと思います。

 そこで最後に思いついたのが、「静電気除去シート」を使う方法。これは劇的な効果を生みました。マウスが正常に戻りました。それでもまれに認識されなくなった場合には、このシートでマウスを包み込むと直ぐに認識されます。この不具合が「静電気が原因」である確たる証拠になりました。

 さて、日本にいるのならともかく、ボリビアにいる管理人がどうやって特殊な「静電気除去シート」を入手したか。

 実は、発想の転換です。静電気除去シートと同じ機能を持っている身近な素材を探しました。そうしたら、それは目の前にありました。なんだか分かりますか。

 それは「工事用作業着」です。この作業着には静電気が飛ばないように布に加工が施されています。静電気は発破などの際にとても危険なため、多くの作業着にこの加工が施されています。別に特殊な作業着ではなく、上下で4,000円程度の一般に売られているものです。

 膝とノートパソコンの間にこの作業着を広げて作業をすると、マウスの異常がピタリと治まり、以降発生しません。今までの苦労が何だったのかと思うくらいあっさりと解決しました。

 まあ、いつもこんな方法で作業をしたくないので、アースを採る方法を考えたいと思います。でもなかなか素材が入手できない。日本なら簡単なのですが。

【追記:原因究明の過程】
 原因究明の段階で、ウイルス対策ソフトの更新プログラムの不具合を疑いました。しかし、これが原因ではないようです。本当は、まだ少し疑っていますが。特にウイルスセキュリティ・ZERO。

 ドライバーがクラッシュしたことも疑い、ドライバーを削除(mouclass.sys, mouhid.sys)し再起動をしたら大変なことに。マウスどころかタッチパッドもキー操作も一切動かない。ということは、パソコンの操作が一切できなくなった。ハードディスクを取り外し、削除したドライバーを元の位置に戻して事なきを得ましたが、ドライバーの削除は怖い(注:このドライバーの削除は通常はできません。特殊な方法で削除します)。

【いやぁ、馬鹿なことをしてしまった。一時はあせりましたが、PCのHDDを外して外付けHDDとして別のコンピュータに読み込み、事なきを得ました。ボリビアでは下のような簡単なアタッチメントを入手できます。】
atachment1.jpg


 次に、最近インストールしたソフトが原因かと思い、新しくインストールしたソフトを次々と削除。結果は同じ。

 疑わしいのは・・・・、何だ?

 タスクマネージャで、起動しているプログラムを次々と停止。でも、変化なし。マウスが途中で認識されなくなる。でも、残っている起動しているプログラムにヒントがありそう。

 もしかしたら、更新プログラム?

 ウインドウズの自動更新はしていないので、考えられるのはウイルス対策ソフト!

 以前、ソースネクスト社の『ウイルスセキュリティZERO』の更新プログラムの不具合で、PCをクリーンインストールするはめになったので、まずこれを疑いました。 このソフトを停止した上で、タスクマネージャから起動しているプログラムを終了すると、この不具合は起こらない。・・・、と思っていたら、やはり再発。これが原因ではないようです。(ついでに、このソフトを削除しました。)
 
 今回の頻発するマウスのトラブル解決には結構時間がかかりました。最初に疑ったのは静電気でしたが、通常の静電気対策では解消しなかったので、別の原因を探すことになり、余計時間がかかりました。根本的な原因は絶縁不良ではないかと思うのですが、メーカーに修理に出してもこれを見つけるのは難しいかも知れません。

【追記:簡易アース】

 作業着を使ってもマウスが時々動かなくなことがあるので、とりあえず簡易アースを付けることに。
 (電気ではなく)静電気を逃がすだけなので、マウスのUSB側に釘を貼り付けることにしました。

【追記1】

 この効果は、70点くらいでしょうか。時々、マウスのランプが消えますが、左手で釘を持ち、右手でマウスを持っていると2,3秒で認識されます。または、釘をパソコン本体に接触させます。これで認識される頻度がかなり向上します。USBを何度も抜き差しする必要がなくなりました。

Earth_001.jpg


【追記2 2011.2.1】


 手元に3台のノートパソコンがあるのですが、その全てに同じ不具合が発生しています。パソコンのうちの1台はしばらく使っていないもので、LANアダプタも外してあります。やはり静電気が原因だと思うのですが、オプティカル・マウスの反射情報の蓄積ってことがあるのかないのか? 新しく買ったマウスでも同じ不具合がみられるので、原因をもう少し調べてみたいと思います。静電気が主原因としても、これまでこんな不具合はなかったので、別の誘因があるのではないかと考えています。


【追記3 2011.4.3】


 不調のマウスを欺し欺し使っていたのですが、疲れる。腕が腱鞘炎になりそう。間違ってデスクトップファイルを移動してしまったり、さんざんです。
 そこで、ダメ元でまたマウスを買ってきました。そうしたら、なんと正常に作動する。不思議です。前回、2個のマウスを買ったときはどちらも調子が悪かったのに。

 マウスにも相性があると言うことでしょうか。

 
posted by ネコ師 at 04:47| Comment(0) | 役立つ知識(PC編) | 更新情報をチェックする
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