2014年09月08日

デング熱を媒介する蚊の駆除方法


 デング熱が発生してからの東京都、厚生労働省の対応が的外れに感じるので、少し書きます。

 本館で「デング熱は怖いよ」という記事を書きました。

 外来の病気が国内に拡散するのを防ぐには、水際で防除するのが鉄則です。
 一度国内に入ってしまった昆虫由来の病気は、媒介となる昆虫の個体数を減らすことで被害の拡大を抑え、撲滅していくのが基本かと思います。

 蚊は、流水環境では産卵しません。溜まり水に卵を生みます。卵がかえるとボウフラになります。ボウフラは魚のエサになるので、蚊は池には産卵しません。産卵しても成虫になる前に魚に食べられてしまいます。

 蚊の個体を減らすには、浅く水を張ったバケツや水の入った空き缶など蚊が産卵しやすい環境を用意し、そこに産卵させ、殺してしまう方法が有効かと思います。うちの庭ではこの方法を使っています。ふ化したボウフラの入った水をコンクリートのたたきに撒くと、蟻があっという間にボウフラを巣へと運んでいきます。

 殺虫剤もある程度有効でしょうが、本気で駆除しようとするのなら、上で書いたような方法も合わせて採るのが普通なのではないかと思います。しかし、報道を見る限り、そのような動きもなく、誰もまじめに考えていないことが分かります。この病気をかなり舐めているようです。

 研究者は各論しか言っていないのに、行政が全体論として捉えて対応しているような感じです。死者が出たら誰が責任を取るのでしょうか。危機管理意識が欠落しているのかも。

 行政の対応を見ていると皆さん、とても素人のようです。日本では、大変な額の国費を使ってミバエを駆除した実績があるのですから、経験者にもっと意見を求めるべきだと思います。デング熱蔓延地の東京オリンピックなど悪夢でしょう。しかし、今の状態では、それが現実のものとなる可能性が高い。殺虫剤で蚊がいなくなるのなら、とうの昔に、日本から蚊がいなくなっているはずです。研究者の言う半径50mが蚊の活動範囲という各論を根拠に、一部分だけ防除しているのはとても滑稽です。

 代々木公園閉鎖が遅れた理由は何か。何かイベントが入っていて、外圧から閉鎖できなかったのか。
 などの憶測が飛び交いそうな雰囲気になりつつあります。マスコミは狙っているでしょう。
 
 何はともあれ、このまま、収まってくれるとよいのですが。
 外来昆虫が国内に入ってきたのであれば、越冬できずに死滅することが期待できますが、今回は、日本の在来種の昆虫が感染したのですから、当然、越冬でき、来年は更なる感染拡大が予想されます。


posted by ネコ師 at 00:57 | Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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