2016年06月17日

なぜ、塔ノ沢に外国人観光客が宿泊しているのか


 皇女和宮の足跡を訪ねて箱根湯本塔ノ沢温泉まで出かけた管理人。和宮が薨去した場所でなければ、絶対に訪れることはなかったと断言できます。

 箱根は観光地だし、箱根湯本は小田急ロマンスカーの終点なので、箱根湯本に多くの観光客が訪れる、あるいは通過するというのは分かります。

 でも、(管理人の感覚では)塔ノ沢はあまり知られていないのではないでしょうか。それなのに、宿泊している外国人観光客がいる。管理人にはこれがとても不思議な光景に映りました。

 塔ノ沢で管理人が最初に出会った外国人観光客は、「塔ノ沢一の湯本館」から出てきました。この旅館は、和宮が亡くなった環翠楼の真向かいに位置しています。

Tonosawa_nazo1.png


 恐ろしく手振れした写真ですが、右手奥に見えるのが「一の湯本館」、左手が「環翠楼」です。写っている30代とおぼしき白人女性は、やはり同年配と思われる白人男性と一緒でした。

Tonosawa_nazo_003.JPG


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 なぜ、彼らがここに泊まっているのかは聞いた訳ではないので分かりません。
 そこで、推測してみましょう。彼らが英語圏の人間だと推測するところから始めます。

Google検索は英語圏と日本とでは検索結果が違う

 アメリカに住むアメリカ人が旅行を計画した時に「塔ノ沢(Tonosawa)」という単語でGoogle検索した場合、結果がどのように表示されているのかを確認します。

 これは日本語のGoogle検索では調べることができません。表示言語を英語にしてもダメです。
 英語圏のGoogleを使って調べる必要があります。両者の検索結果の違いを見てみましょう。

【Google Japan】
Google_Japan.png


【Google English】
Google_English.png


 1.日本のGoogle(表示言語:英語)で「Tonosawa」を検索した結果

Google言語英語_Tonosawa.png


 2.英語圏Googleで「Tonosawa」を検索した結果

English_Google_Tonosawa.png


 2016年6月16日時点におけるGoogle英語版での表示順位は、1位が「金乃竹塔ノ澤」、2位が「塔ノ沢 一の湯 本館」で、いづれも世界最大の閲覧数を持つトリップアドバイザー(tripadvisor.com)のページで表示されています。3位と4位はいづれも「一の湯のHP英語版」、5位がオランダのweb旅行サービス会社(booking.com)で「金乃竹 塔ノ澤」が表示されています。6位がJTBの訪日外国人客向けサイト「JAPANiCAN.com」で「塔ノ沢 一の湯 本館」が表示されます。ちなみに、環翠楼HP英語版は14位に表示されています。

 英語圏ではこのような順位で表示されているので、2位、3位、4位、6位に表示されている「塔ノ沢 一の湯 本館」から外国人観光客が出てきても不思議ではないと言えます。

 一方、通常のGoogle検索(表示言語を英語にしても結果は同じ)で検索すると、1位、2位が一の湯のHP英語版、3位がbooking.comで「塔ノ沢 キャトルセゾン」、4位がトリップアドバイザーで「金乃竹塔ノ澤」、5位と6位がトリップアドバイザーで「塔ノ沢 一の湯 本館」、そして9位に環翠楼HPが表示されます。日本ではこのように表示されるのです。英語圏で検索するのと日本で検索するのではGoogle検索の結果が大きく異なることが分かると思います。

なぜ「一の湯 本館」が上位に表示されるのか

 次に、なぜ「一の湯 本館」が上位に表示されるのかを考えて見たいと思います。

 トリップアドバイザーでは宿のランキングが表示されます。「塔ノ沢 一の湯 本館」のランキングは箱根町で、235件中21位になっています。トップではありません。ちなみに、トップは「ハイアットリージェンシー 箱根 リゾート&スパ」になっています。値段がとても高そう。

ichinoyu1.jpg


 ここで重要となるのが、トリップアドバイザーのランキングの順にGoogleで表示されているわけではないという点。

 この理由として考えられるのが、「塔ノ沢 一の湯 本館」のHPがGoogleから高い評価を得ているということ。この旅館のホームページも上位に表示されています。トリップアドバイザー経由の表示も結局は旅館のホームページが表示されるので、ホームページのクオリティが上位表示に影響していると言えます。

 検索エンジンでこれだけ上位を独占している旅館なら泊まってみようと思う人、閲覧してみて気に入ったという人などもいると思います。


posted by ネコ師 at 16:50| Comment(0) | 古代の謎・歴史ヒストリー | 更新情報をチェックする
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