2016年06月30日

写真から身長を推測する方法


 写真に写っているある対象物から、別の対象物の大きさを推測することは可能です。
 特に、二人で並んで写っている写真の場合、誤差を最小限に抑えることができるので、計測精度は高い・・・・筈です。

 では、計測精度はどの程度なのでしょうか。

 実際にやってみたいと思います。

 サンプルとして、下の写真を使います。Wikipediaで公開されている有名なツーショット写真です。
 ここで、マッカーサーの身長は183cm、昭和天皇の身長は165cmであったとされているので、今回はこの数値が正しいものとして基準値に使用します。

 
Macarthur_hirohito01.jpg
Source: Wikipedia 「ダグラス・マッカーサー


写真の計測ソフト

 写真の中の対象物の計測には、定規ソフト「HiRuler v1.35」を使います。このフリーソフトはVectorからダウンロードできます。

 ソフトを起動し、まず、マッカーサーの身長を計測します。下のラインは踵に合わせます。
 計測誤差を少なくするために、3回計測し、その平均を算出します。その値は「142.22」でした。この値は無次元です。

measure1.png


 同様に天皇陛下の身長を計測します。計測値の平均は「129.08」でした。

measure2.png


 あとは単純な比例計算です。
 マッカーサーの身長183cmに対する天皇陛下の身長は、166.09cmと算出されました。誤差は1cmです。

 今回基準値としたのは、実際のところ、いつ時点の身長なのか不明です。人間の身長は年齢により2cm程度変化します。この意味において、今回の計測のためにはあまりよいサンプルとは言えないのですが、算出された数値は妥当な範囲に収まっているように思います。

 この写真をサンプルとして使った理由は、計測誤差が少ないと思ったからです。二人の人物がカメラに対して横一線に並んでいます。

 現在ではスマホのアプリで、スマホ画面に映っている対象物までの距離を計測できたり、高さを計測できたりととても便利になりました。

 管理人がこれらのアプリを使っていて思うのは、やはり誤差についてです。誤差を補正する方法はいくつかあるのですが、スタジア測量の誤差が大きくて補則を行った経験のある管理人にとっては、表示されている数値は信用できないと感じます。スタジア測量は誤差がとても大きくなります。


 今回計測に使った定規ソフトは、「そうそうTOWN」の管理人「そうそう」さんが作られたもので、使い勝っては良いと思います。

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posted by ネコ師 at 03:25| Comment(0) | 役立つ知識(ソフトウェア編) | 更新情報をチェックする